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2006年12月03日

●『一億円もらったら』 赤川次郎

『一億円もらったら』 赤川次郎

「お金という道具を、いろんな使い道を考えてみるのは結構面白いかも」
★★★(3つ中)

文庫: 295ページ
出版社: 新潮社 (2000/01)
ASIN: 4101327343
サイズ (cm): 21 x 15
Amazon.co.jp ランキング: 本で198,901位

≪感想≫

 一億円手元に急に入ったらどうしますか?
 毎日どこかで誰かが考えていそうな事、を名前は赤川次郎さんという多分有名そうな作家さんが、5作品。面白かったー。途中で辞めるつもりだったのに風呂に二時間半も入ってたよ(苦笑)

 この小説から感じたのは、「金は思ったよりも使い道の広い道具だなぁ」と言う事。
 どーも気づくとお金を「衣食住の手段」と考えるようになっていたような気がする。その手段が満たされる事で、生活にゆとりができて…という考えだったけど、お金は使い方次第でもっと喜怒哀楽を作り出したり、面白い事ができるんだなぁと。

 少しお金に対するユーモアがなくなっていたなぁと。

 昔「お金があったら…」って考えていた事を思い出したり、新しく考えてみたりしたさ。
 うーん、ちょっとワクワク。

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