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2006年07月22日

●『ムーン・リヴァーの向こう側』 小林信彦

『ムーン・リヴァーの向こう側』 小林信彦

個人的評価:『結構いろんなストーリーが絡まっていて、難しかった。とりあえずもう一回読んでみないとなんとも…読み込めば面白いと思うなぁ』

文庫: 293ページ
出版社: 新潮社 (1998/08)
ASIN: 4101158347
Amazon.co.jp ランキング: 本で634,446位


≪一言感想≫

 ED、土地勘や親いろんなストーリーが一個の物語に凝縮されていた。
 個人的には土地勘の書き方が面白かったなー。登場人物が土地に関するコラムニストという設定にしているおかげで、いろいろ土地の風景とそれを通して移り変わる感情、みたいなものが見て取れて面白かった。

 自分の性格は生まれ育った町に依存していると思うし、人の性格もまた同じと思っている節があると思う。そう言えばこの前、県民性の話題が出たなー。
 愛知の男はこうらしい
「尾張(名古屋など県西部)はつきあいにくさは日本一。本音も言わずおだてにものらないし,金にも極めて細かい。浪費を軽蔑し,カッコなど気にしないから,流行を追うこともない。もちろん,ギャンブルもやってもほどほど。ひたすら貯蓄を愛する生活堅実派。(名古屋では「一安二量三味」といわれるほど)三河(県東部)は頑固だが,尾張よりはつきあいやすい (引用)」
 ちょっと笑った。

をぉ 岡山自殺率一番低いな♪


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