« 暇をもて余す | メイン | 『ぢぞうはみんな知っている』 群ようこ »

2006年08月01日

●『あしながおじさん』 J・ウェブスター 訳:松本恵子

『あしながおじさん』 J・ウェブスター 訳:松本恵子

個人的評価:「めっちゃいい!あしながおじさんの事を知るために要再読」

文庫: 221ページ
出版社: 新潮社; 改版版 (1954/12)
ASIN: 4102082018
Amazon.co.jp ランキング: 本で79,416位
 

≪一言感想≫

主人公は完全は閉鎖社会である孤児院で育った。
そして、あしながおじさんの援助で、恵まれた人が多く集う大学に行く事になる。あしながおじさんに一ヶ月に一回は手紙を書くという条件の下で。

主人公の彼女は普通の人が当たり前と思うような事に一々感動し激怒し、手紙ではさらにそれを誇張して書き綴る。その感情の大きさは、客観的なはずの読者の私と対立するほど(笑)

一番の肝は、妙に挿絵が上手になっていく事だ!

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://intriguing.biz/cgi/mt/mt-tb.cgi/396

コメントする