●Long Term Capital Management
株で資産が二倍になったり三倍になったりする。本当に身の回りにそんな人がたくさんいるんです!この前合った人は、「大学生の僕が三億円稼ぎました」なんて言っていた。
そうやってお金を増やしてから、不動産なんかに投資すれば楽な生活間違いなし!
と、そんなに甘くないよと言う話の備忘録。
結論から言ってしまえば「ノーベル賞の学者が二人いても、株ではもうけられなかった」と言う話。
★ロング・ターム・キャピタル・マネジメント破綻
参照:
・確率論の入門基礎
・株式会社 アミューズ 1・2・3・4
・為替王 1・2・3・4
簡単に言えば、ノーベル賞を取った数式で、「Long Term Capital Management」という会社が人のお金を運用していました。その運用はノーベル賞学者2名自らが運用。資産は着実に増え、かなりの額140兆円(?)を運用するまでに。
それだけお金を集めるというのは、当然銀行や大口のお金が入っているはずです。「債権に投資するのでお金かして~」と言って銀行が金を貸していたと言うんだから驚きです。
しかし、ロシア危機(1998年8月らしい)と言うのが起こり。想定外に想定外を繰り返し、お金がどーん。はいさいなら。
世界中が大パニックになりかけている中、かのグリーンスパンさんがどーにかこうにか世を救ったのでした。
銀行がお金をかすほどの、頭の良い人たちの運用団体LTCM。それがあっというまにつぶれてしまった。んーなんとも考えさせられる話です。
ちなみに「株はそう簡単にもうからない。」と言いたくて調べていたのですが、破綻の原因として、額が大きすぎたという話もあるみたいですね。もしかしたら、額さえ小さければ、儲かるのかもしれません?
そうやってちまちま稼いで居る人もいるかもしれませんね。
まあ何にしても、やっぱり一番の投資は自己投資じゃないのかな?