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2006年09月25日

●『中吊り小説』 吉本ばなな 阿刀田高 椎名誠 村松友視 高橋源一郎

『中吊り小説』 吉本ばなな 阿刀田高 椎名誠 村松友視 高橋源一郎

「このまま駅に止まらずに~♪」

文庫: 271ページ
出版社: 新潮社 (1994/12)
ASIN: 4101359113
Amazon.co.jp ランキング: 本で156,455位

≪一言感想≫

 電車に乗り人間観察に飽きると、とりあえず中吊り広告を見てしまいませんか?そのJR東日本の中吊り広告に掲載されていた短編集。
 この物語を読みながら電車に載っている人は何を思ったんだろう(笑)

 電車の帰り道
「住んでいる駅になんて、もう二度と降りなくっていいのよ。充分ありうることだもの。」

 電車は少しの勇気を持ち合わせると、今と全く違う世界を見せてくれる。小説も似たようなものかな。
 小説家にとっても取り組みやすいテーマだったのかもしれない。この営業方法最高!JR東日本!

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