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2006年11月05日

●『恋文』 連城三紀彦

『恋文』 連城三紀彦

「…」
★★★(3つ中)

文庫: 240ページ
出版社: 新潮社 (1987/08)
ASIN: 4101405042
サイズ (cm): 15 x 11
Amazon.co.jp ランキング: 本で54,143位

≪感想≫
良い小説がどんなものなのかは定義は難しいと思うけど。

三島由紀夫の「潮騒」
夏目漱石の「坊っちゃん」
宮本輝の「錦繍」
このあたりはかなり心に染みいってきて、いい本だなぁー
と思ったものだけど

この連城三紀彦の『恋文』は
これらをしのぐ勢いで染みいってきた。
どちらかというと土足で心の中に入ってきた
と言う感じだろうか。

若干迷惑な小説だな。
気持ちをかき回された。


でも、すっごく良い。
ミステリー作家の作風が混ざっているのが尚いいんだろうなぁ。
普通に読んでも充分驚きとかあって楽しいかと。

この人すげぇよ。

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コメント

直木賞だし、ドラマ化されてるし。
ちなみに名古屋出身ですね。
最近、読んだことのある本が増えてる気がする(笑)。

ドラマ化されてるのですか!!!
をぉー見てみたいなー

いや、この人はすばらしい!


ってか、ともさんもいったい何冊読んでるんだ!
って感じだな(笑)

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