●『生きものたちの部屋』 宮本輝
『生きものたちの部屋』 宮本輝
「普通のわがままでやかましいおっさん。宮本輝氏」
★★★(3つ中)
文庫: 212ページ
出版社: 新潮社 (1998/06)
ASIN: 4101307113
サイズ (cm): 15 x 11
Amazon.co.jp ランキング: 本で167,178位
≪感想≫
好きな作家は?と聞かれて、とまず思い浮かべる作家の一人、宮本輝氏。
そんな彼は、普通の(ややたちの悪い)おっさんだった。
でも、周りの感謝を忘れない。そんな姿勢は、私の周りにいるたくさんの友人達と似ているなぁーなんて。思った。
生活をしていて、似たものが集まってきたなぁ、と思う今日この頃ではあったけど、読み物まで自然とそう言う人が書くものを読んでいたんだな。と。
そー言えば宇多田ヒカルもそんな感じだ。彼女のライブの中での「スタッフへの心遣い」には、心底感動する。
話は戻り、宮本さんはかっこいい。だからこそ小説の中にもそういったかっこよさがあって、(少なくとも)私は宮本さんの本がとても好きなんだろう。と。
ちなみに、関西弁がちょくちょくでてきて、結構笑わせてもらった。
秀逸なエッセイです(笑)
なんだこの書評は。