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2006年12月23日

●『生きものたちの部屋』 宮本輝

『生きものたちの部屋』 宮本輝

「普通のわがままでやかましいおっさん。宮本輝氏」
★★★(3つ中)

文庫: 212ページ
出版社: 新潮社 (1998/06)
ASIN: 4101307113
サイズ (cm): 15 x 11
Amazon.co.jp ランキング: 本で167,178位

≪感想≫

 好きな作家は?と聞かれて、とまず思い浮かべる作家の一人、宮本輝氏。
 そんな彼は、普通の(ややたちの悪い)おっさんだった。

 でも、周りの感謝を忘れない。そんな姿勢は、私の周りにいるたくさんの友人達と似ているなぁーなんて。思った。
 生活をしていて、似たものが集まってきたなぁ、と思う今日この頃ではあったけど、読み物まで自然とそう言う人が書くものを読んでいたんだな。と。

 そー言えば宇多田ヒカルもそんな感じだ。彼女のライブの中での「スタッフへの心遣い」には、心底感動する。

 話は戻り、宮本さんはかっこいい。だからこそ小説の中にもそういったかっこよさがあって、(少なくとも)私は宮本さんの本がとても好きなんだろう。と。

 ちなみに、関西弁がちょくちょくでてきて、結構笑わせてもらった。
 秀逸なエッセイです(笑)

 なんだこの書評は。

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