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2007年02月13日

●『体は全部知っている』吉本ばなな

『体は全部知っている』吉本ばなな

「自分の中にたくさんの自分がいて…それは、多重人格という意味ではなくて、爪だったり髪の毛だったりも自分の中の自分で、独立していて…うーん。なんか凄いんだ!」
★★★(3つ中)

文庫: 217ページ
出版社: 文藝春秋 (2002/12)
ISBN-13: 978-4167667016
ASIN: 4167667010
サイズ (cm): 15 x 11
Amazon.co.jp ランキング: 本で48,031位

≪感想≫

 吉本ばななさんの作品。わしの事を知らないくせに、いつもすぅーっと感情の中に入ってくる。

 なんとなく、最近読んだ他の本とも併せて、思った事。
 五感とか言う物って言うのは、所詮人間の機能の一つ。視覚ってのも、見えてるように感じるだけ。それに触覚でも加わればあると感じるけど、本当にそこに何かがあるのかどうか…。結局は、ただ視覚や触覚が好き勝手に遊んでいるだけ。
 それと同じように、体のいろんな部分が存在していて、適当に好き勝手な事をしている。

 体ってのはいろんな生き物の集合体なのだと思う。その中の必要な情報だけを頭で整理しているだけで、たまに、いらない情報が入ったりしてくるわけだな。


 自分でも言ってる事はわかっちゃーいない。
 なんていうのかな、気持ちを書いただけかな。

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