●『九月の四分の一』 大崎善生
『九月の四分の一』 大崎善生
個人的評価:「若干これを読むと優しく説教を受けた気分になる♪肩の力を抜いて自分を眺めてみなさい と」
文庫: 240ページ
出版社: 新潮社 (2006/02)
ASIN: 4101265712
≪一言感想≫
4編入っていたんだけど、どれもちょっとハラハラするところがあったり、こー青春だなーという感じだろうか。
特に、どの作品も10年とか20年の時間を言ったり来たりしている文章。特に20代の視点と40代の視点が入り交じる『悲しくて翼もなくて』と言う作品は、20代の描写では納得し、40代の描写がある場面では「40代になるとこんなきもちになるんかなぁー」なんて思いながら結構楽しめた。
最終的にはなんか説教を受けた気分だけどw
今をしっかり楽しもー と思った。
いい本だった