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2006年08月23日

●『ONとOFF』 出井伸之

『ONとOFF』 出井伸之

「こー言う人が大企業で出世するのかー。って言う感じを受けた。」
★(3つ中)

文庫: 312ページ
出版社: 新潮社 (2003/08)
ASIN: 4101165211
Amazon.co.jp ランキング: 本で128,231位

≪一言感想≫

 ソニーが崩れ落ちるまっさかりの社長。出井さんの自書。
 趣味に興じる自分の姿や、社長として世界中の著名人と話す楽しみ。そして、少し経営をする上での愚痴を書いた本。

 本の文章や状況から「出井さんがとてもまじめで、仕事ができる人」と印象を受けた。ソニーの社長になる上で人間的な信頼なんかは非常にあるひとなんだろう。
 きっとソニーの社長にならなければきっととても凄い人で人生を過ごせたんだろう。盛田・井深は重すぎたんじゃないだろうか。普通なら、出井を前面に出して社長をしなきゃいけないんだろうけど、出井さんは謙虚でそして尊敬していたからだろう、盛田さんを前面に出しちゃってる。

 んーなんかとてもとてもかわいそうな人だと思った。


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