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2006年08月15日

●『雁』 森鴎外

『雁』 森鴎外

「めっちゃ切ない!あぁ、こんなに純粋で両思いなのに…あぁ名作!」
★★★(3つ中)

文庫: 144ページ
出版社: 新潮社; 改版版 (1948/12)
ASIN: 4101020019
Amazon.co.jp ランキング: 本で155,282位

≪一言感想≫

 貧乏をしのぐために、父を喜ばせるために苦労していたお玉が、金持ち(で優しい)末造にすかれる事でで金銭的、時間的自由を手に入れる。そしてその自由な時間は心から愛する人(岡田)を見つける事に役立つ。
 末造!お前かわいそうだぞヲイ!まあ自業自得でもあるんだがな。

 そしてお玉と岡田は二人とも両思いになるのだが…。

 鯖の味噌煮め!この野郎!

 くわぁー。ぜひ一読をお勧めします!

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