●『小さな貝殻―母・森瑤子と私』 Maria Brackin
『小さな貝殻―母・森瑤子と私』 Maria Brackin
「ワシには理解しきれない、この本を公開する理由を」
☆(3つ中)
文庫: 278ページ
出版社: 新潮社 (1998/10)
ASIN: 4101412219
サイズ (cm): 15 x 11
Amazon.co.jp ランキング: 本で503,701位
≪感想≫
ワシは知らない人なのだけど、森瑤子と言う人の娘さんが自分の家族について書いた本。
森瑤子と言う人を私が知らないからかもしれないが、どうもこの文章読んで気持ちよくはなかった。
父親を罵倒し、母親を「愛していた」と言いながら闇の部分をひけらかす。
自分の中で、親の事を真剣に考えたりするのは大変な事だろうし、勇気のいる事だと思うから、すごいとは思うけど、その内容を世に出しちゃ行けないと思う。
ましてや父親は生きているんでしょうがな。
最後に、父親に「ただ愛情だけが残っていた」なんて書いてあるけど。とてもまとまっちゃいない。