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2006年12月20日

●『小さな貝殻―母・森瑤子と私』 Maria Brackin

『小さな貝殻―母・森瑤子と私』 Maria Brackin

「ワシには理解しきれない、この本を公開する理由を」
☆(3つ中)

文庫: 278ページ
出版社: 新潮社 (1998/10)
ASIN: 4101412219
サイズ (cm): 15 x 11
Amazon.co.jp ランキング: 本で503,701位

≪感想≫

 ワシは知らない人なのだけど、森瑤子と言う人の娘さんが自分の家族について書いた本。
 森瑤子と言う人を私が知らないからかもしれないが、どうもこの文章読んで気持ちよくはなかった。

 父親を罵倒し、母親を「愛していた」と言いながら闇の部分をひけらかす。

 自分の中で、親の事を真剣に考えたりするのは大変な事だろうし、勇気のいる事だと思うから、すごいとは思うけど、その内容を世に出しちゃ行けないと思う。
 ましてや父親は生きているんでしょうがな。

 最後に、父親に「ただ愛情だけが残っていた」なんて書いてあるけど。とてもまとまっちゃいない。

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