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2006年10月15日

●『明日の記憶』 監督:堤幸彦

明日の記憶』 監督:堤幸彦

「自分が、家族が、アルツハイマーになったら。。。」
★★★(3つ中)

出演: 渡辺謙, 樋口可南子, 吹石一恵, 水川あさみ, 市川勇
監督: 堤幸彦
販売元: 東映
DVD発売日: 2006/10/21
時間: 122 分
ASIN: B000FPEMX6
Amazon.co.jp ランキング: DVDで102位

≪感想≫

 「自分がアルツハイマーになったらどうしてもらいたいだろうか?」「自分の家族がアルツハイマーになったらどうしてあげたいだろうか?」そんな事を終始考えながら。
 考えながら、「悔しいだろうな」と思って涙したり「悲しいだろうな」と思って涙したり。

 押しつけがましい意見も伝わってこずいろいろな選択肢を示しながら、ひたすら考えさせてくれる映画だった。とてもいい映画だった。

 とにかく一見の価値有り!

(今の気持ち)
 自分がアルツハイマーなら、さっさと施設につっこんでほしいと思う。家族に苦しい思いをさせたくないし、嫁さんは新しい人生を歩んでくれればいいなぁ。と思った。
 嫁さんがアルツハイマーなら、施設にはつっこめないかもしれないなぁ。と思った。利害やそんなものではなく、なんとなく。

 好みの条件なんか挙げながら「自分は理想が高いー」なんと言っているけど、最終的にはそんな理想像や性格の一致なんかとか遙かに超えたところで夫婦はつながってるのかもなぁー。これこそが理想像かもなぁー。と意味不明な事を考えたけど。書いてる事がすでに矛盾。
 まぁ。また考える機会があれば。まったりと。

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